心と波動の世界の質疑応答集

慈悲とはどういう意味ですか?-2
前回の続きです。

こんな質問がまた来たのです。

もっともな事だと思います。


一般的な暮らしをしていると誰もが相手と対等になるのでそんな気持ちになれず、争いが起こる訳ですね。

何かしらの頂点に立った時、そのような気持ちにならなければいけないと気がつくように思います。

頂点とは決して物理的な事を言うのではありませんが、何かしらで自分自身が登り詰めなければ慈悲の心とは無縁の世界になるように思えます。

物理的にも精神的にも自分が底辺にあるうちは慈悲の心を持つなんて意味すら分からないと思います。

でも、他人には要求すると思います。

ふと、思いましたが、太陽は、太陽以外の(自分以外の)ものの為に光を出しているのでしょうか?

そうではないと私は思うのです。

光輝いているのは役目なんかでもないと思います。

それは宇宙の仕組みの一部に過ぎないのだと考えます。

今こうして文章を書いていて、慈悲の心を持つ事と、太陽が光を放つ事はちょっと違うように思えて来ました。

私たちは太陽や月が無ければ生きて行けません。

他の天体やエネルギー的なもの全てにおいて全てです。

空気、水エトセトラ。

ここまで来ると身の回り全てです。

それらは私たちの為に有るわけではなくて、私たちと同様に皆宇宙の一部として仕組みの中で秩序を保ち存在しています。

うーん、益々慈悲の心と繋がらなくなって来ました。



確かに、太陽の光も、その様な宇宙のバランスという仕組みの中で動いているだけ、といってもいいとはもちろん思います。

しかし、仕組みとはいっても、そこから何を見いだすかは、私たちの感性です。

そこから、科学的にそのような仕組みだということで、考えを結論づけるのと、そこから哲学的に、人間の生き方に照らし併せて考えてみる、という思考があると思います。

そこに、心の成長があり、人生の学びがあるのだと思います。

私自身は自然界から常にその様な見方で、自分自身のあり方を照らし合わせてみる、という事が大事だと思っています。

慈悲というのは道徳的な概念ではなく、自然界の複雑な仕組みそのものが、すべてが相互作用によって絶妙なバランスがとれながら、在しあえる姿なのだと思います。

太陽の光がなくなったら、生命はなくなるでしょう。

また人体では、心臓が絶え間なく動いて、全身に血液を送っているから生きていれるのですが、これも仕組みです。

特別に生きたいからと願って、心臓に頼んだ分けではありません。

でも、毎日毎日、その作用があるから、生きていれるのは事実です。

たとえ仕組みだとはいっても、それで生きているのは事実ですから、ありがたいと思うのは大事だと思います。

それを当たり前と思う心と、ありがたいと思う心には、今後の人間性の形成にも大きく変わってくると思います。

逆に、ありがたいと思われる存在は、その様なことに関わらず、毎日毎日、黙って無条件で、必要なものを送り続けているわけです。

喜ばれるからとか、見返りがあるからではなく、生かすために働いている存在がある、ということは、事実ですから、それは改めて認識しておくべきだと思います。

自然界から、そのような仕組みが伺えますが、私達はそこから何を学ぶかです。

仕組みだから当たり前という見方と、そこから人間としての生き方に当てはめて、見返りがないとしても、周囲を生かすためには、太陽なり、心臓なり、といった立場で物事を考え、生きようと思う人もいるわけです。

もちろん、そうでない人もいます。

それは、その人の感性と考え方ですから、どのような考えを持つのも自由かとは思います。

ただ物事には中心があって、その中心を回っているという仕組みはすべてにあります。

最小の単位では、家庭もそうでしょう。

例えば母親がいて、その周りを回りように子供がいるというのも、太陽と惑星の関係と似ていると思います。

ふつうの感覚ならば、母親は、(もちろん父親もですが) 打算や見返りなど無しに、無条件で、立派な人間になるように子供を育てるでしょう。

それも、太陽が地上に与える光と、よく関係が似ていると思います。

その意味で、子育ても慈悲の心の現れだと言ってもいいと思います。

まさか、これに関しては、これはそうするのが当たり前で、その様な仕組みだから、という人はいないと思います。

「愛情」というエネルギーをたっぷりもらった子供は、親になったら、太陽のような存在で、慈悲の心を子供に与えながら子育てをしてていくでしょう。

慈悲の心というものを知るのは、自分自身が、どのような存在として生きるのかということを常に考え、その自分自身で考える生き方を実践して、身につけていくしかないでしょうね。


・・・こんなことを書かせていただきました。

皆さんだったら、どのように考えられるでしょう。



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